急に動けない位の腰痛を発症。その後病院にて手術をすすめられた脊柱管狭窄症の改善症例(70代女性)

こんにちはクリニカルサロンTalentの塩浦です。当院で整体鍼灸を受けられて良くなった方のご紹介をする症例ブログです。

今回は 脊柱管狭窄症です。
● 来院された方: 伊丹市在住・ 70代 女性
● 主な症状:脊柱管狭窄症からくる腰痛と下半身の痛み

来院までの経緯

若い時は特に腰痛・膝痛など無く元気に過ごしており痛み知らずの生活だった。
子育てが終わり卓球などをして楽しく体を鍛えていた。卓球仲間では膝が痛い 腰痛で悩んでいる人を見ていたが、自分とは無関係であった。したがって 治療院に行くこともなく元気に過ごしていた

しかし、ある日急に腰が痛くなったので整骨院 に行って治療を受けた。

しかし回復せず 痛みがどんどんきつくなって行った。痛みがなかなか回復しないので、おかしいと思い整形外科に受診。
レントゲンを撮ると腰椎の4番5番にずれがあり脊柱管狭窄症と診断される。
この時は最も痛みがきつくトイレに行くのも大変 であり、寝返りも辛かった。
歩くのは15分ぐらいがやっとであり、台所での料理も15分ぐらいがやっとであった。

初回来院時の主な悩み

初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント

  • 腰からお尻足にかけて痛む ひどい時は じっとしていられない
  • 腰からお尻と足にかけて痛くじっとしていられない時がある
  • 手術はしたくない 痛み止めもできれば飲みたくない
  • 治るかどうか分からないという不安
  • 卓球は長く続けたいので再発したくないように治療をしていきたい

 

初回来院時の体の状態

🔴腰お尻太ももの筋肉 がとても硬くなり血の流れが非常に悪くなっている
🔴痛みを避ける 姿勢が癖になり全身のバランスが崩れている
🔴痛みを無意識に避ける せいか 歩き方も不自然になり余計腰に負担のかかる歩き方になっている
🔴また 痛くなるのではないか?という不安を強く持っておられるので、腰と下半身以外も硬く緊張している
🔴お尻太ももの筋肉 がとても硬くなり血の流れが非常に悪くなっている
🔴以前、整体・鍼灸整骨院などに行って強い刺激で治療されてしまって、痛みが出たので過去の恐怖感からか御体に触れると反射的に体に力が入ってしまう

施術経過

1回目~3回目

うつぶせになったり、仰向けになる事は可能だったので、まずは全身が緊張しているのでそれを解くために首のズレを調整する。
全身の緊張が取れたら腰や下半身の筋肉を調整して血流を良くして痛みを緩和することを目的に施術をした。
1回目で体がかなり軽くなったと感想を頂く。
楽であったが、右腰がダルかった。 との声をいただいたので3回目くらいまでは筋肉の緊張がまだ十分にとれていないため同じ施術を施す。

4~9回目

腰の痛みとだるさが残っていたのが4回目から楽になっていた。
腰の痛みが楽になると、今度は右のお尻また下半身の痛みがより強くなってきた。
体が改善していった事により本当に悪い所の痛みが出てきた様である。
したがって腰椎、胸椎、頸椎といわゆる背骨の歪みを矯正・調節して行き、体全体のバランスを整える 治療に移行。
また特に右の股関節の動きが悪かったので股関節にも調節を加える。

少し楽になってきたので自宅でのストレッチを指導→ 腰と股関節

また 軽くならば 卓球 も少し出来る様になった(50分程)

10 回目~21回目

筋肉と背骨矯正をして行くとより腰の痛みが楽になってきた。しかし、お尻の痛みが残存する。
庭の草むしりも短い時間なら出来る様になった。
途中、状態がなかなか変化しない停滞期もあったが16回目では40分程歩ける様になる。身体の変化も出て来たので、根気よく施術を続けてくださり 21回目で痛みと痺れはかなり良くなる。卓球中も気にならない位い調子の良い日も出てきた。

22回目~35回目

卓球や散歩、草むしりなど日常生活のやるべき事がかなり楽に出来る様になってきたので、その状態を維持&向上させる為の治療プランに入る。
具体的には脳に間違った信号を送らないように体に覚えさせる施術をしていき、腰に負担のかからない腹筋、背筋を指導。
またストレッチも継続してやれる様に新しいやり方を再指導しつつ、来院時に正しく出来ているのか?をチェックする。

35回目で当初以下の項目で苦しんだのだが、かなり改善して来たので比較検討してみる。
①歩行:15分がやっとだったのが1時間以上は歩ける。
②卓球:無理は出来ないが普通に友人と出来る様になった。
③台所:30分がやっとだったのが心配なく出来る様になった。
④睡眠:最初は寝返りも辛かったが問題無く寝れる。

次回からはメンテナンスに移行して再発防止の為の継続治療をして行く。
現在も月に一回は継続通院中。

この方に頂いた感想

脊柱管狭窄症が改善しました!U.A様 74歳女性

どのようなことでお悩みでしたか?

整形外科で脊柱管狭窄症と云われ、痛み止めの薬と、湿布で様子を見ましょうということでした。治療をするために、三カ所病院めぐり。手術はしたくなかったのでー。

施術を受けてどうでしたか?

足のつり、おしりの痛みが徐々に無くなって来ました。歩いても、下半身のどこかが痛かったのが減っています。

二年前の激痛はありません。屈む動作をすると痛かったのに、今は十五分くらいは出来る様になりました。

どのような方に当院をお勧めしますか?

腰の痛みを持ってて卓球の練習に励んでいる方におすすめします。もっと早くに、自分の体のメンテナンスに注意し、筋肉をも、いたわって、ここに来れば良かったと思っています。

※個人の感想であり効果を保証するものではありません

院長から

当院ではこの方の様に脊柱管狭窄症と病院で告げられ、最後に整体鍼灸に頼って来られる方が多くいます。 どの方が来られてもそうですが、まず詳しくお話をお聞きし、そこからどんな施術をしていくのか?その方の体力などを見極めながら施術を組み立てていきます。
今回のケースは、
1.まず痛みを楽にして日常生活が楽に過ごせるようにする
2. 関節と筋肉を調節して運動がしやすいようにする
3. 長年の蓄積で脳が間違った歪み方を記憶しているので、その脳からの信号を 正しいものに書き換えて新しい体にデザインする

この順番で手術を進めていきました。

脊柱管狭窄症は長年の体に対する疲労の蓄積によって、脊柱管にかかる負担が多くなってしまった結果、重症化されてしまう病態です。 基本的には進行性の病態なので完全に治ることはありません。
と言うのが整形外科や西洋医学的な知見です。 従って「治ります!」とは言うことができない 病態です。
『脊柱管狭窄症は治りますよ!』という風に言った時点で医学的には正しくない嘘の宣伝になってしまうものです。
それは、施術者も患者様も持つべき共通の認識です。
しかし、今回の ケースのように病院から脊柱管狭窄症です!と診断されてしまっても間欠歩行が治っていき痛みも改善し 痺れも改善し元気に歩けるようになっていく方もいらっしゃいます。

よくなるまでにある程度の時間はかかりますが、最後まで諦めずに 一緒に頑張ってくれて 施術者としても とても嬉しく思っています。
今後も 脊柱管狭窄症 で困っている方がいるならば 一人でも多くの方が楽になるように日々技術を研鑽し知識を備えて努力していきますので、お困りの方はお声かけください。

脊柱管狭窄症でお悩みならば、脊柱管狭窄症について詳しく書いたページを参考にしてください。

 

基本情報

住所〒664-0858 兵庫県伊丹市西台1-2-10 ゲーブルハウス2F -B
予約完全予約制とさせていただいております。
電話072-772-5535
営業時間平日10:00~20:00 (水曜日は14:00~20:00) 土曜日10:00~17:00
定休日日曜日、祝日