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手術をすすめられた脊柱管狭窄症の症例(90歳:女性)

腰痛症例
2025年02月2日

こんにちは、クリニカルサロンTalent院長の塩浦です。当院で鍼灸整体治療を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回は脊柱管狭窄症です。

症例3: 90歳 女性の脊柱管狭窄症 改善例

● 来院された方: 西村様(無職・90歳)

● 主な症状: 脊柱管狭窄症による下肢のしびれと歩行困難

来院までの経緯

70代後半までは特に大きな病気もなく過ごしていたが、
80歳を過ぎた頃から 脚の裏がジンジンと痺れ、徐々
に歩くのが辛くなってきた 。
最初は病院で湿布や痛み止めを処方されたが改善せず、
整形外科で 「脊柱管狭窄症」 と診断。リハビリを受
けたものの 大きな改善はなく、手術を勧められる 。
しかし、高齢のため手術は避けたいと考え、「少しで
も歩きやすくなりたい」という思いで当院に来院。

初回来院時の主な悩み
✅脚の裏がジンジンと痺れて歩きづらい
✅立っているだけで足の痺れが悪化する
✅夜間の違和感で目が覚めることがある
✅長時間歩けないため、外出が億劫に
✅手術は避けたいが、日常生活の質を改善したい

初回来院時の体の状態
🔴腰椎の可動域が極端に狭く、前傾姿勢になりがち
🔴臀部から太もも・ふくらはぎにかけての筋肉の緊張
が強い
🔴歩行時にすり足になり、バランスが不安定
🔴血流が悪く、足先の冷えが目立つ
🔴過去に強い施術を受けた経験があり、痛みに対する
恐怖心がある

施術経過

1回目~10回目(基礎施術期)

施術方針: まずは全身の緊張を緩め、血流を改善
・腰や脚の筋肉の緊張が強いため、痛みを感じにくい
ソフトな手技で全身のバランスを整える。
・初めの数回は 脚の裏の感覚がまだ変わらない状態 
だったが、8回目頃から「少し楽になった」との実感。

11回目~25回目(症状の軽減期)

施術方針: 腰椎・骨盤の調整を行い、歩行改善に向け
た施術を強化
・腰椎の可動域を広げるために、骨盤調整と脊柱の矯
正を中心に施術
・ふくらはぎや太ももの筋緊張を緩和し、歩行時の負
担を軽減。
・この時期に歩く際のふらつきが減り、短時間なら歩
行が楽になった 。

26回目~40回目(歩行安定期)

施術方針: 痺れをさらに軽減し、歩行の安定を目指す
・腰部と下肢の血流改善をさらに促し、歩行バランス
を整える。
・ 歩行トレーニングや体幹を鍛える簡単なエクササ
イズを取り入れる 。
・30回目を超えた頃から「歩くのがずいぶん楽になっ
た」との実感。
・ 40回目の施術後には、20分以上歩けるように!


施術結果

✅脚の裏の痺れが大幅に軽減し、歩行時の不安がなく
なった
✅歩行時のバランスが改善し、ふらつきが減った
✅夜間の違和感も減り、熟睡できるようになった
✅外出が楽になり、以前より活動的に


西村様の喜びの声


『脊柱管狭窄症と診断され、脚の裏が痺れて歩けなか
ったのが楽に歩ける様になりました!』

Q: 来院前はどのようなことで悩んでいましたか?
➡「脚の裏がジンジンとして歩きにくくて困っていま
した。」

Q: 実際に施術を受けてどうでしたか?
➡「治療するうちに脚の裏全体がつくようになり、
歩きやすくなりました。」

Q: どのような方に当院をお勧めしますか?
➡「脚の痺れる方にお勧めします。」

院長からのコメント

西村様は 90歳というご年齢にもかかわらず、最後まで諦めずに施術を継続し、見事に歩行改善を達成 されました。 高齢の方の脊柱管狭窄症は「もう歳だから仕方ない」と思われがちですが、適切な施術を行うことで 痺れを軽減し、日常生活の質を向上させることが可能 です。 これからも 月1回のメンテナンスを継続しながら、元気に歩ける状態を維持 していきます。

肋骨骨折後に背骨が変形し脊柱管狭窄症と診断され改善した症例(80代女性)

腰痛症例
2025年02月2日

こんにちは、クリニカルサロンTalent院長の塩浦です。当院で鍼灸整体治療を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回は脊柱管狭窄症です。

来院された方: 伊丹市在住・80代 女性

主な症状: 脊柱管狭窄症による腰痛と下半身の痛み、猫背による背中のこわばり

来院までの経緯

若い頃から仕事や家事で体を動かすことが多く、特に大きな病気やケガもなく過ごしてきた。50代の頃、慢性的な腰痛が気になり整骨院で施術を受けたが、その際に強い圧をかけられ肋骨を骨折。その後、痛みをかばう生活が続き、背骨が酷く猫背のように変形してしまった。

60代から腰の違和感が増し、70代になると歩くとすぐに腰が痛くなり、特に10分以上歩くとお尻や足に痛みとしびれが出るようになった。病院で脊柱管狭窄症と診断され、湿布や痛み止めを処方されるが根本的な改善は見られず、次第に家事や外出も辛くなり来院。

初回来院時の主な悩み

腰からお尻、足にかけての強い痛みで長時間歩けない

背骨の変形が進み、背中のこわばりが強くなっている

料理をしていると腰が重だるくなり、長時間立っていられない

寝返りを打つと背中と腰が痛み、夜中に目が覚める

過去に整骨院で肋骨を骨折した経験があり、強い施術に対する恐怖がある

できれば痛み止めに頼らず生活できるようになりたい

初回来院時の体の状態

🔴 背骨の変形が強く、猫背の姿勢が固定されている
🔴 背中全体の筋肉が硬直し、血流が悪化
🔴 腰からお尻、太ももにかけての筋肉が強張り、痛みを生じている
🔴 長年の痛みをかばう姿勢が染みつき、歩き方にも影響
🔴 痛みの記憶が強く、施術時に無意識に体が緊張する

施術経過

1回目~3回目

まずは過去のケガによる恐怖心を和らげるため、優しく触れる施術から開始。緊張を解くために首と背中の調整を行い、背骨の可動域を少しずつ広げる。腰や下半身の血流を改善する施術を加えたところ、3回目終了時点で「腰の重さが少し軽くなった」との声。

4回目~9回目

背骨の歪みが強いため、急な矯正ではなく、少しずつ筋肉のバランスを整える施術を継続。腰の痛みは軽減し始めたが、お尻や足のしびれが目立つようになったため、骨盤と股関節の動きを改善する施術を追加。短時間なら台所に立てるように。

10回目~20回目

腰の痛みが軽減し、しびれも徐々に減少。背中のこわばりが少しずつ解け、肩や首の動きもスムーズになってきた。30分ほどの散歩が可能になり、夜間の痛みで目覚める回数も減少。

21回目~30回目

腰や背中の負担を軽減するためのストレッチと呼吸法を指導。買い物や散歩ができる範囲が広がり、外出が楽しくなったと話される。

31回目~35回目

姿勢の改善が進み、腰の負担が減少。無理のない範囲で生活の質を維持するためのメンテナンス施術を継続中。現在は月1回の施術で状態を維持しながら過ごされている。

この方に頂いた感想

『脚が痺れて30分も歩けなかったのが歩ける様になりました!』

柴田様 無職 78歳

サロンに来られる前はどのようなことで悩んでいましたか?

腰痛のため身体がかがんだまましかあるけない。

実際に施術を受けてどうでしたか?

腰左側は軽くなりましたが、右側に少々の痛みがあるが、真っ直ぐ歩ける様になりました!

どのような方に当サロンをお勧めしますか?

更年期を過ぎた人は骨がもろくなっているので、腰に痛みを感じたら早目に治療をおすすめします。

※個人の感想であり効果を保証するものではありません

院長からのコメント

この方は肋骨骨折の影響で背骨の変形が進み、猫背による慢性的な痛みも抱えていました。そのため、一般的な脊柱管狭窄症の施術に加えて、背骨の可動域改善と体の緊張を解く施術を重点的に行い、日常生活の質の向上を目指しました。

急に動けない位の腰痛を発症。その後病院にて手術をすすめられた脊柱管狭窄症の改善症例(70代女性)

腰痛症例
2025年01月31日

こんにちはクリニカルサロンTalentの塩浦です。当院で整体鍼灸を受けられて良くなった方のご紹介をする症例ブログです。

今回は 脊柱管狭窄症です。
● 来院された方: 伊丹市在住・ 70代 女性
● 主な症状:脊柱管狭窄症からくる腰痛と下半身の痛み

来院までの経緯

若い時は特に腰痛・膝痛など無く元気に過ごしており痛み知らずの生活だった。
子育てが終わり卓球などをして楽しく体を鍛えていた。卓球仲間では膝が痛い 腰痛で悩んでいる人を見ていたが、自分とは無関係であった。したがって 治療院に行くこともなく元気に過ごしていた

しかし、ある日急に腰が痛くなったので整骨院 に行って治療を受けた。

しかし回復せず 痛みがどんどんきつくなって行った。痛みがなかなか回復しないので、おかしいと思い整形外科に受診。
レントゲンを撮ると腰椎の4番5番にずれがあり脊柱管狭窄症と診断される。
この時は最も痛みがきつくトイレに行くのも大変 であり、寝返りも辛かった。
歩くのは15分ぐらいがやっとであり、台所での料理も15分ぐらいがやっとであった。

初回来院時の主な悩み

初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント

  • 腰からお尻足にかけて痛む ひどい時は じっとしていられない
  • 腰からお尻と足にかけて痛くじっとしていられない時がある
  • 手術はしたくない 痛み止めもできれば飲みたくない
  • 治るかどうか分からないという不安
  • 卓球は長く続けたいので再発したくないように治療をしていきたい

 

初回来院時の体の状態

🔴腰お尻太ももの筋肉 がとても硬くなり血の流れが非常に悪くなっている
🔴痛みを避ける 姿勢が癖になり全身のバランスが崩れている
🔴痛みを無意識に避ける せいか 歩き方も不自然になり余計腰に負担のかかる歩き方になっている
🔴また 痛くなるのではないか?という不安を強く持っておられるので、腰と下半身以外も硬く緊張している
🔴お尻太ももの筋肉 がとても硬くなり血の流れが非常に悪くなっている
🔴以前、整体・鍼灸整骨院などに行って強い刺激で治療されてしまって、痛みが出たので過去の恐怖感からか御体に触れると反射的に体に力が入ってしまう

施術経過

1回目~3回目

うつぶせになったり、仰向けになる事は可能だったので、まずは全身が緊張しているのでそれを解くために首のズレを調整する。
全身の緊張が取れたら腰や下半身の筋肉を調整して血流を良くして痛みを緩和することを目的に施術をした。
1回目で体がかなり軽くなったと感想を頂く。
楽であったが、右腰がダルかった。 との声をいただいたので3回目くらいまでは筋肉の緊張がまだ十分にとれていないため同じ施術を施す。

4~9回目

腰の痛みとだるさが残っていたのが4回目から楽になっていた。
腰の痛みが楽になると、今度は右のお尻また下半身の痛みがより強くなってきた。
体が改善していった事により本当に悪い所の痛みが出てきた様である。
したがって腰椎、胸椎、頸椎といわゆる背骨の歪みを矯正・調節して行き、体全体のバランスを整える 治療に移行。
また特に右の股関節の動きが悪かったので股関節にも調節を加える。

少し楽になってきたので自宅でのストレッチを指導→ 腰と股関節

また 軽くならば 卓球 も少し出来る様になった(50分程)

10 回目~21回目

筋肉と背骨矯正をして行くとより腰の痛みが楽になってきた。しかし、お尻の痛みが残存する。
庭の草むしりも短い時間なら出来る様になった。
途中、状態がなかなか変化しない停滞期もあったが16回目では40分程歩ける様になる。身体の変化も出て来たので、根気よく施術を続けてくださり 21回目で痛みと痺れはかなり良くなる。卓球中も気にならない位い調子の良い日も出てきた。

22回目~35回目

卓球や散歩、草むしりなど日常生活のやるべき事がかなり楽に出来る様になってきたので、その状態を維持&向上させる為の治療プランに入る。
具体的には脳に間違った信号を送らないように体に覚えさせる施術をしていき、腰に負担のかからない腹筋、背筋を指導。
またストレッチも継続してやれる様に新しいやり方を再指導しつつ、来院時に正しく出来ているのか?をチェックする。

35回目で当初以下の項目で苦しんだのだが、かなり改善して来たので比較検討してみる。
①歩行:15分がやっとだったのが1時間以上は歩ける。
②卓球:無理は出来ないが普通に友人と出来る様になった。
③台所:30分がやっとだったのが心配なく出来る様になった。
④睡眠:最初は寝返りも辛かったが問題無く寝れる。

次回からはメンテナンスに移行して再発防止の為の継続治療をして行く。
現在も月に一回は継続通院中。

この方に頂いた感想

脊柱管狭窄症が改善しました!U.A様 74歳女性

どのようなことでお悩みでしたか?

整形外科で脊柱管狭窄症と云われ、痛み止めの薬と、湿布で様子を見ましょうということでした。治療をするために、三カ所病院めぐり。手術はしたくなかったのでー。

施術を受けてどうでしたか?

足のつり、おしりの痛みが徐々に無くなって来ました。歩いても、下半身のどこかが痛かったのが減っています。

二年前の激痛はありません。屈む動作をすると痛かったのに、今は十五分くらいは出来る様になりました。

どのような方に当院をお勧めしますか?

腰の痛みを持ってて卓球の練習に励んでいる方におすすめします。もっと早くに、自分の体のメンテナンスに注意し、筋肉をも、いたわって、ここに来れば良かったと思っています。

※個人の感想であり効果を保証するものではありません

院長から

当院ではこの方の様に脊柱管狭窄症と病院で告げられ、最後に整体鍼灸に頼って来られる方が多くいます。 どの方が来られてもそうですが、まず詳しくお話をお聞きし、そこからどんな施術をしていくのか?その方の体力などを見極めながら施術を組み立てていきます。
今回のケースは、
1.まず痛みを楽にして日常生活が楽に過ごせるようにする
2. 関節と筋肉を調節して運動がしやすいようにする
3. 長年の蓄積で脳が間違った歪み方を記憶しているので、その脳からの信号を 正しいものに書き換えて新しい体にデザインする

この順番で手術を進めていきました。

脊柱管狭窄症は長年の体に対する疲労の蓄積によって、脊柱管にかかる負担が多くなってしまった結果、重症化されてしまう病態です。 基本的には進行性の病態なので完全に治ることはありません。
と言うのが整形外科や西洋医学的な知見です。 従って「治ります!」とは言うことができない 病態です。
『脊柱管狭窄症は治りますよ!』という風に言った時点で医学的には正しくない嘘の宣伝になってしまうものです。
それは、施術者も患者様も持つべき共通の認識です。
しかし、今回の ケースのように病院から脊柱管狭窄症です!と診断されてしまっても間欠歩行が治っていき痛みも改善し 痺れも改善し元気に歩けるようになっていく方もいらっしゃいます。

よくなるまでにある程度の時間はかかりますが、最後まで諦めずに 一緒に頑張ってくれて 施術者としても とても嬉しく思っています。
今後も 脊柱管狭窄症 で困っている方がいるならば 一人でも多くの方が楽になるように日々技術を研鑽し知識を備えて努力していきますので、お困りの方はお声かけください。

脊柱管狭窄症でお悩みならば、脊柱管狭窄症について詳しく書いたページを参考にしてください。

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